■顔のむくみと病気の関係


顔のむくみと病気の関係について、ご説明しましょう。顔のむくみそのものが病気であるとは、まず考えられないと思いますが、むくみの症状をともなう病気には、体内の余分な水分が排出されにくくなる、つまり尿の排出がスムーズにいかなくなっている可能性、つまり腎機能が低下している可能性があります。朝起きたときに顔がむくんでいても、一時的なもので、時間が経過すれば、自然とおさまりますが、

とくに、ミネラルやビタミンなどの栄養不足や、アルコールを摂取していないにも関わらず、頻繁に顔がむくんで症状が改善されないときは、腎臓疾患の疑いがあります。

万が一、腎臓疾患により、顔がむくんだ場合、顔だけでなく、足や全身に渡ってむくみの症状が起きるようになります。このような状態が、何日か続いているときは、体内の余分な水分、つまり体内の老廃物である尿の排出がスムーズにいかなくなった証拠です。排出される尿の量も減少してきたら、要注意です。深刻な腎臓疾患であれば、血尿が出ることもあります。むくみの症状は、誰にでも出る可能性がありますが、その症状が長く続いたり、身体全身に出る場合は、要注意です。すみやかに専門医の診察を受けることが大切です。

むくみは、血液中の水分が血管の外側にはみ出た状態、または水分が異常に増加した状態で、むくみのことを浮腫と言います。「腫」の字は、病気の中では腫瘍の「腫」でもあり、身体は浮腫によってむしばまれている状態です。本来、皮膚の下にある毛細血管やリンパ管から血液やリンパ液が流れていて、体内の各細胞に酸素や栄養素が行き渡り、リンパ管に体内の老廃物が運ばれていきます。この働きがスムーズにいかなくなると、老廃物が排出されず、むくみの状態になります。心臓に疾患があると、血液を送り出すポンプの作用が弱まり、むくみの症状があらわれることがあります。また、甲状腺の疾患にかかると、臓器の働きにも影響してむくみの症状があらわれることがあります。